また、これまで相続に関する相談を受けてきた中で気が付いたことが二点あります。
一つは、巷の相続税対策の多くは、目先の相続税を減らすことに注力しすぎていることです。例えば、相続対策の定番であるアパート建設は、多くの場合、相続税は節税できますが、長い目でみた時に総資産(特に手元資金)を減らしてしまう可能性があります。相続対策の本来の目的は、一族の大切な資産をなるべく多く残すことのはずです。目先の相続税を抑えても、結果的に資産が減ったしまったら元も子もありません。
二つ目は、当社のように前もって準備されている方が少ないということです。
相続に馴染みの多くの人は、被相続人(資産の名義人)が病気で入院したなどのタイミングで相続税対策を検討し始めます。しかし、私たちのように相続税対策は年単位の時間を要することがよくあり、時すでに遅し、というケースがよくあります。普段、生活しているときは中々相続税について考える時間を確保できないですし、赤の他人が「相続税対策をした方が良いですよ」なんて親切に教えてくれる訳ではないので無理もありません。
相続税対策について少しでも気になった方は是非当社にご連絡下さい。当社のように相続で辛い思いをする人を一人でも減らすべく話を伺わせて頂きます。